fbpx

認知症の鑑別診断

認知症の原因疾患

認知症=アルツハイマー病ではありません

認知症の原因として最も多いのがアルツハイマー型認知症です。そのため「認知症=アルツハイマー」といった誤解をなさっている方も少なくありませんが、アルツハイマー型認知症以外にも認知症を起こす病気は数多く存在します。レビー小体型認知症や脳血管性認知症の頻度が高いですが、その他にも前頭側頭型認知症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症といった変性疾患が原因で認知症を起こすこともあります。

それ以外にも硬膜下血腫、水頭症、脳腫瘍などの脳の病気や、ビタミン欠乏、甲状腺機能低下といった体の病気でも認知症のように見えることがありますし、高齢者のうつ病も認知症と区別しにくい症状を起こします。(これらは治療可能な認知症と呼ばれています)

それぞれの病気(認知症の原因疾患)には特徴的な経過や兆候があるため、"これまで"と"最近"の生活ぶりを丁寧に確認した上で、必要な検査を組み合わせ認知症の原因を診断します。高齢になるといくつかの原因を合併していることもあるため診断は簡単ではありませんが、きちんと診断することが治療だけでなく今後のライフプランニングや支援体制を整える足がかりになります。「認知症だろうと言われた(もしくは思っている)けれど、原因はよくわからない」という方は、一度きちんとした診断を受けることをお勧めします。

PAGE TOP