認知症の鑑別診断
認知症のセルフチェック
ご自身もしくはご家族で試してみてください

老化に伴う"年相応のもの忘れ"と"認知症の症状"は一般の方には区別しにくいものです。特に初期の段階では習慣化された生活に支障をきたすことは珍しく、「ごはんを食べたことを忘れてしまう」「家族の名前が出てこない」といった世間でイメージされている認知症の症状は、病状が進んでからでないと現れません。
また認知症になると「自分では記憶が悪くなったことに気付かない」ことも多いため、「最近ボケてきた」などと心配しているうちは大丈夫、といった論調もありますが、「検査では異常がなくても、"もの忘れの自覚"がある人は4倍もアルツハイマー病になりやすい」と報告した研究もあり、いかに早い段階で異変に気付けるかが重要です。
認知症の鑑別診断
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認知症とは
年齢相応のもの忘れなのか、認知症のはじまりなのか、適切な検査・問診を組み合わせて判断し、ご本人に応じた対策を提案します。
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認知症の検査
認知症の検査についてご紹介します
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神経心理検査
認知症の診断・治療判定のために行う問診形式の検査について紹介します
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認知症のセルフチェック
ご自身もしくは介護者の方が症状をチェックできるツールをご紹介します。
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認知症の薬物療法
認知症の治療について説明します
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認知症の予防
個々のリスクに応じた認知症予防を提案します。
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認知症の原因疾患
認知症=アルツハイマー病ではありません
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治療可能な認知症
認知症のように見えても、実は体の病気が原因で一次的に認知機能が低下しているだけ、ということがあります。