認知症の予防

メディカルアロマで認知症予防

0.5秒で認知症予防!?

西洋医学を補完する代替医療として、医療現場でもメディカルアロマセラピーが導入されるようになってきました。癒し効果だけでなく精油の薬理効果が認知症予防やBPSD(行動・心理症状)の改善に活用できると考えられています。

最近では専門医が勧めるアロマが販売されるなど、認知症予防学会でも高い関心を集めています。

香りは0.5秒で脳に届くと言われています。特定の香りを嗅ぐことで懐かしい気持ちになったことはありませんか?ヒトでは嗅覚が記憶を誘発させたり、情動的なさまざまな反応の引き金になることが知られています。

軽度の認知症にアロマセラピーを行ったところ認知機能が改善したという報告もあります。アルツハイマー病では嗅神経から海馬に神経障害が広がることが知られており、初期の段階で嗅神経を効果的に刺激することで認知症が予防できる可能性も示唆されています。

アロマオイルを使ったハンドマッサージが、認知症の人の情緒を安定させることもわかっています。ユマニチュードやバリデーションと呼ばれる認知症ケアメソッドでも推奨されている「体に触れること」と、メディカルアロマの合わせ技ともいえるこの手法は、認知症のご本人のみならず介護者のメンタルケアにも効果的です。

介護施設でアロママッサージを導入したことで、入所者のQOL向上のみならず介護士の負担が軽減したという報告もあります。

このようにメディカルアロマには認知症の予防から、BPSD(行動・心理症状)に対する効果まで期待されています。アロマが万能だとは考えていませんが、認知症の人と介護者にとってデメリットはほとんどないため、一部の状態やできるだけ薬を使わずにケアしたい方には積極的にお勧めしています。

*当院では不純物が使われておらず、きちんと品質管理されているアロマオイルを取り扱っております。