高齢者うつについて講演しました


メーカーさん主催のweb講演会で高齢者うつについてお話ししました。

意欲低下や抑うつ気分、不安などの抑うつ状態を理由に受診される高齢者は少なくありません。
うつ病治療が必要な病状なのか、それとも認知症の諸症状・前駆症状として抑うつ状態を呈しているのか、見極めが難しいこともありますが、安易に薬を処方せず丁寧に病状を評価するよう心がけています。

認知症疾患医療センター在職時にお世話になった先生に座長を務めていただき、講演終了後には有意義はディスカッションをさせていただきました。今回は精神科・心療内科のドクターを対象とした講演会でしたが、介護の現場でもうつ病なのか認知症なのかわからず対応に苦慮するケースが多いように思います。専門治療が必要なうつ病の患者さんに適切な医療を受けていただくために、介護職の方々にも高齢者のうつ病について知っていただく機会をご用意できればと考えています。

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