豊橋市民病院で講演しました

豊橋市民病院の認知症研修会で講演しました。
昨年度に引き続き同研修会では2回目の講演でしたが、前回のアンケートで関心が高かったせん妄についてお話ししています。

高齢者はせん妄を発症するリスクが高く、5人に1人がせん妄を発症するという報告もあります。「入院したら急にボケてしまった!」「認知症が急に進んだ!」と心配するご家族も多いのですが、せん妄を合併したことによって認知症がひどく見えていることがほとんどです。体の状態が回復することでせん妄は消失しますが、退院後も入院以前とは様子が違う、、と入院を契機に症状が進んで見えることも多いため入院中からせん妄予防・対策を行うことの重要性をお伝えしました。

また病棟においても高齢者特性を鑑みたケアを実践していただくためにユマニチュードと呼ばれるケアメソッドを紹介しました。

前回同様、非常に多くの職員さんにお集まりいただき、高齢者・認知症患者さんのケアに対する意識の高さを感じました。1時間ほどの講演でしたが、3分ほどのダイジェスト動画を載せています。興味がある方はご覧ください。

PAGE TOP