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認知症が疑われたら早めの診察が大切です

認知症は現在、根本的な治療方法は見つかっていませんが、早期治療によって進行を遅らせることはできます。つまり、「もしかして認知症かな」と少しでも疑った時、どれだけ早く診察まで踏み切れるかが鍵となってきます。認知症の症状というと「最近もの忘れがひどくなった」など曖昧な認識しか持っていない方も多くいます。

では、具体的に認知症の初期症状にはどのようなものがあるのでしょうか。注意すべき症状についてご紹介していきます。

認知症が疑われときに注意すべき症状

まずは先述したように、最も有名な「もの忘れ」が挙げられます。ものの名前が出てこないだけでなく、同じことを何度も言ったり、約束やルールを忘れてしまって守らなくなったりします。次に、「集中力の低下」が挙げられます。たとえば小説や新聞を読んでいても話が全く頭の中に入ってこなくなったり、以前は熱中していた趣味ですら集中することができずに途中で投げ出してしまったりします。

また、「理解力の低下」も初期症状の一つです。道の真ん中など危険な所に行こうとしたり、周囲と話していても話が全く噛み合わなかったりすることがあります。他には、やたら怒りっぽくなるなど、感情の制御がきかなくなることも特徴です。普段の日常生活にこのような変化が見られたら、注意が必要です。

これらの症状は、ご自身が全くおかしいと感じていない場合もありますし、症状についてご本人が真っ先に気がついたとしても、それを認めたがらない場合もあります。人によって症状も少しずつ異なってくるため、ご家族がいかに見逃さないようにするかが大切です。認知症は自己判断することが難しく、自覚症状があっても自ら診察に向かわれる方はごくわずかですので、ご家族が初期症状に気付いた時点で早めに診察を受けるようにしましょう。

インターネットで簡易的な認知症検査も可能です

認知症が疑われた時、すぐに診察を受けることはためらわれることもあるかもしれません。そのような時はまず、インターネットで簡易的に検査をすることも有効です。

インターネットで受けられる認知機能検査では、ご自宅の住所が言えるかなど簡単な質問にいくつか答えるだけで、認知症の可能性があるかだいたいの目安を知ることが可能です。ただし、正確な診断はできません。もし簡易検査をしてみて怪しいと感じたら、早めに認知症専門の病院で診察を受け、正確な検査を受けましょう。

初期症状しか現れていない場合は、ご本人と意思疎通も十分にできるため、ご自身が認知症かもしれないと疑いを持っていただくことや、専門外来での診察や検査に協力していただくことも可能です。しかし、症状が進行してくると話し合いもしにくくなります。診察を受けるのが遅くなればなるほど、対処法も限られてきて、ご本人の意思を確認することも難しくなります。

「勝手に家を出て徘徊を始める」「通常ではありえない行動をする」といった症状は、認知症が進行した状態です。ご高齢の方がご家族にいらっしゃる場合、定期的に様子を確認して初期症状を見逃さないようにしてあげてください。

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