fbpx

認知症かなと思ったら早めに「もの忘れ外来」へ

「最近人の名前が思い出せなくなってきた」「昨日食べたものを思い出せない」など、高齢になるにつれて、もの忘れの頻度が高くなっていくものです。それが加齢によるものであれば問題ありませんが、認知症や他の病気が隠れている場合もあります。

実は、認知機能の低下を起こすのは、認知症だけではありません。似た症状を引き起こす病気として、正常圧水頭症やうつ病、甲状腺機能低下症やビタミン欠乏症などが知られています。認知症は、現在のところ完治する方法は見つかっておらず、症状の進行を抑えることしかできません。しかし別の病気が原因で認知機能の低下を引き起こしている場合は、原因となる病気を治療することによって認知機能を回復できることがあります。これらの病気と認知症は見分けがつきにくいこともありますので、早めに専門機関で検査を受けることが必要です。ご家族に対して「もしかして認知症かな」と思った時に受診すべきなのが、「もの忘れ外来」です。

もの忘れ外来とは、認知症など認知機能の低下症状を伴う病気を専門的に扱う外来です。専門外来ですので、スムーズかつ専門的に検査することができるのです。さまざまな問診や検査を行い、認知症で記憶力が低下しているのか、それとも別の病気が原因で記憶力の低下が起きているだけなのか診断します。専門家に検査をしてもらうことによって認知症の早期発見にもつながりますし、忘れることが多くなったと感じていても、検査をしてみると正常の範囲内だったとわかることもあります。認知症は初期症状のうちはご家族としてもそれほど切迫した状態でないため、治療が遅れがちです。年を取ったらもの忘れをするのは当たり前だと思わずに、まずは専門外来で検査を受けることが大切です。

では、加齢によるもの忘れと、認知症によるもの忘れとの違いとは何でしょうか。加齢によるもの忘れは、体験したことの一部を忘れてしまうというものです。一方、認知症の場合は、体験をしたことそのものの記憶が失われます。たとえば「Aさんと話した気がするけどどんな内容だったっけ」「一昨日の夕飯のおかずは何だったっけ」「何を買いに来たんだったっけ」と行動の内容を忘れてしまうのが加齢によるものだとしたら、「Aさんと会話なんてしていないよ」「夕飯は食べていない」「そもそも何をしに来たのか忘れてしまった」と行動自体を忘れてしまうのが認知症です。同じように思える認知機能の低下でも、忘れ方には違いがあり、裏に潜んでいる病気も異なります。治療を諦めて、治療せずに放置しているとさらに症状が悪化し、治るものも治らなくなってしまう恐れがあります。ご自身の異変、ご家族の異変に気付いたら早めに専門機関を受診するようにしてください。もの忘れ外来では患者様ご本人だけでなく、ご家族など普段の行動をよくご存知の方にも一緒に来ていただき、可能性のある病気を絞り込んでいきます。当クリニックでも検査を承っていますので、もの忘れが気になり始めたら早めにご来院ください。

豊橋市だけでなく、豊川市、田原市、蒲郡市、湖西市など豊橋近隣のエリアからの受診も承っています。病状を見立てて、治療やケアの方針を立てられれば、毎月通院していただかなくても構いません。半年・1年ごとにもの忘れ外来で病状・治療効果を評価して、普段の処方・診察は近くのかかりつけ医で続けていただくこともできます。遠方だからと躊躇して症状が進むのを待つことがないよう、豊川・田原・蒲郡・湖西にお住まいの方も受診にお越しください。

PAGE TOP