オンライン診療をはじめます

導入の経緯

令和4年7月に同居家族がコロナウイルスに感染し、私も濃厚接触者と認定されました。患者さんに感染させてしまうリスクを懸念し、ただちに対面診療を中止して電話再診・院内でのビデオ通話を用いた診察に切り替えて対応していました。自宅でもできる限りの感染対策を講じましたが、後日、私も発症し10日間にわたり臨時休診を余儀なくされました。

療養中は薬が不足する患者さんに限って自宅から電話再診を行いましたが、受診を予定していた患者さん・ご家族には大変なご迷惑・ご不便をおかけしました。申し訳なく思うとともに、多くの方々から私の体調を気遣うお言葉を頂戴し大いに励まされました。

オンライン診療の有用性と限界

コロナ感染に伴う臨時診療体制のなかで、図らずも電話・ビデオ通話を用いた診察の有用性と限界を痛感することになりました。
病状が安定していて、薬の調整や治療方針の変更がない方についてはビデオ通話でも十分に対応できることがわかりました。また患者さん・ご家族からもオンライン診療のご要望を多数頂戴いたしました。
一方で病状悪化のため急遽対応が必要となりやむを得ず電話再診をした際には、対面診療のようには考えや思いが伝わらず「家族の気持ちがわかっていない」とお叱りを受けることもありました。十分な対応ができなかったことを反省するとともに、病状悪化などに伴う治療の転機には対面診療が欠かせないことを実感しました。
(*厚生労働省の指針でも病状急変時はオンライン診療でなく対面の診療を行うよう求めています)

これまでもコロナ禍における臨時的取り扱いとしてオンライン診療の制約が一部緩和されていましたが、令和4年度の診療報酬改定ではオンライン診療(情報通信機器を用いた診療)の対象が拡がったことに加えて、情報通信機器の運用に要する費用については、療養の給付と直接関係ないサービス等の費用(サービス提供料)として別途徴収することが認められました。

診療対象・条件等

当院では通院治療中で診断が確定し病状が安定している方*に限ってオンライン診療を提供することにいたしました。
*日本医学会連合会がオンライン診療で継続診療可能な疾患・病態として提示している対象者です

継続的・安定的にオンライン診療を提供するため、保険診療費用(通常の対面診療よりは少ない費用です)に加えて1回あたり1,500円(税込)のサービス提供料(保険適応外・実費負担)を徴収させていただきます。すべての患者さんにお勧めするサービスではありません。サービス提供料にご納得いただいた上で、オンライン診療の条件に合致するタイミングの診療に限った治療オプションとして選択肢を増やすことができればと考えています。

オンライン診療のご案内

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